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ウイルス性胃腸炎

ウイルスによって起こる胃腸炎です。ウイルスが胃腸に入り込んで、嘔吐や下痢をおこします。「おなかのかぜ」「嘔吐下痢症」「感染性胃腸炎」などと呼ばれることもあります。

原因や感染経路は?

原因はロタウイルス、アデノウイルス、ノロウイルスなどがあります。

感染経路は、

(1)人から人への感染
感染者の嘔吐物や便を触った手やその手で触れた物を介してウイルスが口から入り感染したり、嘔吐物が乾燥しそこからウイルスが飛散しそのウイルスを吸い込み感染したりします。

(2)汚染された水や食品からの感染
食品からの感染で多いのは貝類によるもので、汚染された二枚貝を生や加熱が不十分なまま食べることなどで感染します。

治療は?

ウイルスですので抗菌薬(抗生剤)は効果がありません。抗ウイルス剤もありません。
吐き気をおさえる薬や整腸剤などを使用することが多いですが、治療の中心は、水分・塩分・糖分を少しずつ補給してあげることです。その際の飲料は、経口補水液などをお勧めします。水分だけでなく塩分や糖分も含まれています。吐いてしまうからといって水分を飲ませないと、脱水状態になってしまう可能性が高まります。嘔吐のあとしばらくして落ち着いてから、少量(ペットボトルのキャップ1杯くらい)からはじめてみましょう。

予防について

いずれのウイルスもよく使われるアルコール消毒が効きません。薬局などで胃腸炎のウイルスに効果のある消毒液(次亜塩素酸ナトリウムなどの塩素系消毒剤)も販売されていますが、なによりも十分な手洗いが大切です。また、手洗い後のタオルの共用はやめましょう。症状がある間の入浴はシャワーのみにするか、浴槽の使用を最後にして残り湯は流してしまうのが良いでしょう。

嘔吐物を処理する際の注意

嘔吐物が乾燥するとウイルスが容易に空中に漂い、その飛沫をわずかでも吸い込むことで感染するため、嘔吐物を処理する際には次の「3原則」、すばやく処理する、乾燥させない、消毒するを守りましょう。

[準備]

①処理する人はできるだけ使い捨てマスク、使い捨て手袋を着けましょう。

②消毒剤:次亜塩素酸ナトリウムなどの塩素系消毒剤や家庭用塩素系漂白剤
拭き取り:雑巾(古布、古新聞など)、大きめのビニール製ゴミ袋

[手順]

①便や嘔吐物の上に、ぼろ布やペーパータオルをかぶせ、汚染場所を広げないよう、中心に向かって拭きとりましょう。(吐物中心に半径2メートルくらい)

②拭き取り後、250倍(水500mL塩素系漂白剤(ハイター等)2ml)に薄めた塩素系漂白剤で床を拭き取り、その後、水拭きしましょう。

③全てをビニール袋に入れ、口をしばって捨てる。

できるだけ早く処理をし、窓を開けるなど換気を十分にし、しっかり手洗い・うがいをしましょう!

ワクチンについて

ロタウイルスに関してはワクチンがあります。小さい赤ちゃん限定です。定期接種でなく任意接種で自己負担がありますが、松戸市在住の方は市の助成がありますので自己負担が少なく接種できます。詳しくはかかりつけ医にご相談ください。

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