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インフルエンザの迅速検査について

1、インフルエンザ迅速検査とは?

 インフルエンザ迅速検査は、綿棒で鼻の奥をぬぐって鼻汁などを採取して、その中にインフルエンザウイルスがある一定以上いるかどうかを調べる検査です。
細長い綿棒で鼻の奥の方をこすります。採取した液体を試薬につけて、それを検査キットに垂らします。メーカーにもよりますが5分~10分で結果がわかります。陽性ですと、AやBの判定部位に線が見えるようになります。

2、検査の時は、どんなことをするの?

 以前のキットと比べて綿棒の棒の部分がかなり細くて軟らかく、しなやかなプラスチックになってきています。筆者も自分の鼻に入れてみましたが、鼻の内側のカーブに沿って入れればそれ程痛くはありません。ただし、こどもに検査する場合はしっかり固定してもある程度動くので痛みがあります。痛みを少なくするためには、なるべく動かないように、しっかりとした固定が重要です。

3、インフルエンザ迅速検査の意味

 インフルエンザの診断は、インフルエンザ迅速検査で100%できるものではありません。インフルエンザの迅速検査は、十分なウイルス量がなければ検知できません。インフルエンザでも発熱後の時間が短いとウイルスがまだそれほど増えておらず、検査では陰性(マイナス)になってしまうことがあります。
また、診察所見(患者さんに表れる特徴的なサイン)や周囲の流行状況(家族内にインフルエンザの患者さんがいる等)などから、検査をしなくても医師の判断でインフルエンザと診断できる場合もあります。症状の経過や周囲の流行状況などをかかりつけ医に説明して下さい。

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