松戸市医師会
■ 同時接種について

 同時接種とは1回の通院で2種類以上のワクチンを接種することです。1歳前の赤ちゃんに接種をすることができるワクチンは、BCG、DPT、不活化ポリオ(又は4種混合)Hibワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、ロタウィルスワクチン、B型肝炎ワクチンです。これらのワクチンのなかには複数回の接種が必要なものもあります。ワクチンとワクチンの間隔は6日以上、または27日以上あけなくてはならないものがあります。

 1本ずつ接種していては免疫ができるまでに大変時間がかかります。その間に百日咳や細菌性髄膜炎などのワクチンで防ぐことのできる病気に罹ってしまうことも考えられます。

 同時接種の一番良いところは1回の通院で何種類もの病気に対する免疫を付けることができることです。通院回数も少なくなり、お母さんや赤ちゃんの負担が軽減されます。

 どのワクチンを組み合わせるか、何本同時に接種するかの制限はありません。同時接種の副反応は1本ずつ接種した時と同じと考えられています。

 お子さんを病気から守るため、かかりつけの先生と御相談の上、予防接種の計画を立て、早めに接種を受けるようにしましょう。

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