■ あなたの健康(「広報まつど」のコラムより)

緊急避妊法について

(2013年6月15日号より)

 避妊措置に失敗したり、避妊措置を講じないで性交した後に、妊娠しないように緊急的に用いるものです。通常の経口避妊薬のように、計画的に妊娠を回避するものではありません。性交後避妊法、あるいはモーニングアフターピル等ともいわれます。例えば、コンドームの破損や脱落、または不適切な使用等の場合に適用されます。卵胞の発育抑制作用や排卵の抑制、あるいは排卵の遅延によるものと考えられています。性交後、72時間以内の服用で妊娠を回避する効果は80%を少し上回りますが、100%ではありません。これは、繰り返し使用するものでもありません。

 避妊を希望する女性は、毎日1錠を服用する低用量ピル(避妊薬)をお勧めします。

■低用量ピルのプラスに働く副作用

 月経を有する女性の約3割は、鎮痛剤を必要としているようです。月経困難症は生命に関わる疾患ではありませんが、多くの女性を毎月苦しめています。出産回数の減少、晩婚化、初経年齢の若年化、初産年齢の上昇などの理由から、現代の女性では、月経回数が著しく増加しており、これが月経困難症の増加に関与していると思われます。

 経口避妊薬の服用により、経血量の減少もあり、疼痛が緩和されます。出血量が少なくなれば、貧血症状にも良い効果がみられると思います。

 ただ1年に1回は、子宮頸がんの検査を受けるようにしてください。緊急避妊法にも種類がありますので、医師に相談してください。

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