■ あなたの健康(「広報まつど」のコラムより)

急性胃腸炎のお話 ~胃腸炎の季節がやって来ました~

(2006年12月15日号より)

いよいよ冬場に差し掛かり、急性胃腸炎の季節となってきました。この原因としては、90%以上はウイルス性で、ロタウイルスや、ノロウイルス、アデノウイルスなどが知られています。今回は、このウイルス性胃腸炎をお題として、主に家庭での治療にあたって気をつけていただきたい点をお話したいと思います。

基本的ルール

水分補給が何より大切です。水分を取るから、水っぽい下痢になるのでは決してありません。水分を取らないと脱水となり、症状がさらに悪化する場合があります。さらに、栄養のことはあまり気にする必要はありません。食欲がない時に無理やり食事をすれば、吐いたりして、さらに症状を悪化させます。食欲が出てきても、直ぐに普通の食事をしないでください。むしろ控えめにしてください。腸は、休みたいのです。

吐いている時

「吐いたら飲むな」が基本姿勢です。吐いた場合は、1時間から2時間は飲んだり、食べたりしないことが重要です。少し落ち着いてからは、少量の水分(スポーツ飲料や、お茶・薄めたリンゴジュース)を少し温めて、最初は、スプーンで1、2杯飲みます。吐き気がないことを確認しながら、少しずつ量を増やしていきます。少量頻回が原則です。

下痢だけになったら

「何を食べるかは、便と相談して」を守りましょう。つまり、便が水のような時は水を中心に、便がドロドロの時はドロドロの食べ物を、便がやわらかい時はやわらかい食べ物にします。つまり、便の硬さと同じ硬さの食事を心がけましょう。例えば、便が水のような場合は、味噌汁・おもゆ・スポーツ飲料などを飲みましょう。ドロドロ便の時は、おかゆ・パンがゆ・かぼちゃの煮つぶしなどにしましょう。やわらかな便の時は、おかゆ・うどん・鳥ささみなどが良いでしょう。

授乳している場合

赤ちゃんの下痢が強い時は、ミルクをあげる時間をいつもの半分にして、回数を2倍にして下さい。

こんな時は、医者に行きましょう

病院から帰っても吐き続ける時や、元気がなくぐったりしている時、また、おしっこが少なくなっている時、高熱が続く場合等は早めに受診してください。また、この受診の際に、家庭で取った水分量や、下痢・嘔吐の回数などをメモにしておくことも大切なことです。

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