■ あなたの健康(「広報まつど」のコラムより)

白内障

(2006年8月15日号より)

白内障とは

ひとみ(瞳孔)のすぐ後ろにある水晶体が濁った状態を白内障と言います。水晶体は直径9ミリ、厚さ4ミリの凸レンズの形をしていて、光を集める働きとピントを合わせる働きをします。 また有害な紫外線や散乱光の一部をカットしてくれます。

白内障の原因

最も多いのは加齢によるもので、白髪や老眼と同じく老化現象ですから、誰でもなります。他の原因としては、糖尿病、アトピー性皮膚炎の合併症として若い人の発症が増えています。また、目のけが、ステロイドの副作用、放射線・紫外線・赤外線によるものもあります。

白内障の症状

目がかすむ・以前よりまぶしくなった・お月さまがいくつも重なって見える・物が二重三重に見える・近くが見やすくなり、老眼が治ったようだ・明るいところで見えにくい・暗いところで見えにくいなど、水晶体の濁る場所、濁り方がひとりひとり違うため、症状もさまざまです。
ちなみに、白内障では痛みや充血はおきません。

白内障の治療

日常生活に支障を感じていなければ、目薬で白内障の進行を遅らせます。しかし、目薬は水晶体が濁るスピードを遅くするだけで、治す薬ではないので、視力を回復させることはできません。

視力が低下し、日常生活に不自由を感じるようであれば、手術を受けましょう。よく、「もう年だから、手術はいいです。見えないのでテレビも本も見ませんから。」とおっしゃる人もおられますが、年で濁ってきたからこそ、手術をするのです。

事実90歳を過ぎて手術される方も珍しくありません。転ばなくなったとか、また、元のようにテレビや本が良く見えるようになり、楽しみが増えて以前より元気になったという話もよく聞きます。

手術に関しては、医療機関により、その方法、手術時間、日帰りか入院かなど異なりますので、かかりつけ医によく相談されたら良いでしょう。

白内障の予防

若いうちからサングラスや帽子で、紫外線から目を守ることは非常に重要です。また、研究結果にばらつきはありますが、ルティン・ビタミンA・ビタミンC・カロチン・リコピンの摂取で白内障になりにくくなると言われていますので、野菜や果物の摂取量を増やし、飽和脂肪の摂取を減らすような食生活を心掛けたら良いでしょう。また、最近では目に良いものを集めたサプリメントも販売されていますので、眼科医に相談し、これを利用するのも良いでしょう。

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